News(玉岡かおる公式サイト)

最新刊「花になるらん 明治おんな繁盛記」
京都の呉服商「高倉屋」のご寮人さん・みやび。女だてらに積極的に商売を拡げ、動乱の幕末から明治を生き抜いた女性の波瀾の人生を描く大河長篇。

マスコミ報道 第1回 万博サクヤヒメ会議

第1回 万博サクヤヒメ会議、昨日(5月26日)、成功裡に終わり、各マスコミに大きく取り上げていただきました。

大商、万博へ「関西の魅力を再発見」 女性らが議論:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF268Y60W1A520C2000000/


大阪・関西万博を意義深く 第1回サクヤヒメ会議開催:産経新聞
https://www.sankei.com/article/20210526-MXVHDEXUERNA3J25CFBE5D6TEY/


2025へ女性リーダーが提言! 万博 サクヤヒメ会議 開催:テレビ大阪
https://news.yahoo.co.jp/articles/d965e9ef747d6afcf01a1daff5d30abecd4d8bb2





posted by 管理人 at 16:39 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

玉岡かおる、新作能に挑戦‼️

本来外国の神である「媽祖(まそ)」を、日本の伝統芸能である能楽に⁉︎
観世流シテ方片山九郎右衛門氏からの超難題。海外に発信できるメッセージとしてのお能を。
もちろんそう簡単な仕事ではありませんが、苦しみながら、原作ストーリー&台本、書き上げました。
上演は22年4月2日に決定!
ぜひ応援してくださいね。


新作能「媽祖」 アジアから世界へ 平和の祈り
令和4年4月公演決定

片山九郎右衛門 企画・指揮
玉岡かおる 原作
新作能「媽祖」製作委員会

公演詳細は決定次第またお知らせします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 未知のウイルスと遭遇し、世界が一変してから早や一年。まだ過去として片付けることはできないが、人が知恵を絞ってできるだけの前進を試みてきたのは確かな事実だ。
 思い出すのは桜がはらはらと散る去年の四月のこと。観光客の姿が消え、がらんとした京都にある自宅で自粛期間を過ごしている能楽師K氏から連絡をもらった。ふだんは公演で全国を駆け回り家でゆっくりする暇もない人が、すべての公演が中止となり、他にすることもなく自転車でぶらぶらと京都の町をめぐっては物を思っていたらしい。
「新しい創作能をやろうと思うんです。新作を書いてもらえませんか」
 物思いの結果は地熱のように内から沸き上がる創造への熱望だった。
 室町時代に始める能楽の、いわば先人たちの遺産をいえる古典を大切に守り継承してきた彼にとって、閉塞感を打ち破るには既成の作品では飽き足らなかったのかもしれない。
「で、どんな能を創ります?」
 能を書くどころか鑑賞の経験もさして多くない私なのに、ふだん穏やかな彼のただならぬ決意が伝わり、思わず訊いた。もう最初からやる気とみられてもしかたない。
 彼が選んだテーマは『媽祖(まそ)』。華僑の人々が最高神と讃える道教における海の女神、航海の女神だ。
「え?中国の、女神様?」
 疫病封じにアマビエが流行したように、また新手の神様?と思いきや、そうではなかった。海外にも容易に行き来出来ない時代だからこそ、近隣の国々とも共有できる普遍のものを作りたいのだ、と彼は言う。
 なるほど、世界中どこの国にも疫病との戦いはあり、どんな民族にもよりどころとなる神仏はある。日本でも、薬師如来を始め牛頭天皇や蘇民将来など神仏が病に苦しむ人々の心を救った説話は数限りない。神や仏が常に人の近くにあって、弱く不安な胸の内をささえた歴史はまぎれもないのだ。我々の先祖は、古来、大陸から伝わった神仏を起用に取り入れ融和させてきたが、さて現代、そんな心を今に蘇らせるには?そう、芸術や文化の力かもしれない。
 やりましょう、そう答えていた。
 この災難が終わろうと続こうと、何か掴んで立ち上がる。そんな証にしたいから、ともかく自分にできることで一歩を前に。皆様に新作能をお披露目するにはあと少しだが、災禍はこのようにして人を前へと進ませるものらしい。

「ないおん」3月号 玉岡かおる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


MASO4.png

MASO3.png

タグ:媽祖






posted by 管理人 at 15:41 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『オペラ 千姫』12月11日・12日

アクリエひめじオープニングシリーズ オペラ 千姫

玉岡かおる著『姫君の賦 千姫流流』原作、池辺晋一郎作曲による、徳川家康の孫にして、姫路城至高のヒロイン「千姫」の波乱の人生をオペラ化。
新会館のオープニングを飾る壮大な新作オペラをぜひご覧ください。


原作:玉岡かおる
脚本:平石耕一
作曲:池辺晋一郎
指揮:田中祐子
演出:岩田達宗
演奏:日本センチュリー交響楽団




会場  アクリエひめじ 大ホール
開催日時  2021年12月11日(土曜日)、12日(日曜日) 両日15時00分開演(14時00分開場)
入場料等
一般 S席6,000円 A席4,000円 B席3,000円 c席2,000円
高校生以下各半額 (全席指定)
※未就学児入場不可。

■発売日
友の会発売:6月15日(火曜日)
一般発売:6月17日(木曜日)

詳細は
https://himeji-culture.jp/hall_event/4293


20210502-2.png

20210502-3.png

20210502-4.png
タグ:オペラ千姫






posted by 管理人 at 11:48 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『姫君の賦 千姫流流』文庫化されました。

『姫君の賦 千姫流流』がPHP文芸文庫として5月12日に発売さます。

20210502-1.png


出版社 : PHP研究所 (2021/5/12)
発売日 : 2021/5/12
http://www.amazon.co.jp/dp/4569901212/ref=nosim?tag=kaoru-22


戦国最後の姫として、生まれた定め――
時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を鮮やかに描く、著者渾身の歴史ロマン!

徳川家康の孫で、二代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして大坂の豊臣秀頼のもとへ嫁ぐが、徳川、豊臣の争いを止めることはできなかった。
そして大坂城落城。
その後、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたが、豊臣の影がどこまでもつきまとう……。
動乱の時代における“姫"という存在の悲哀を、千姫の波瀾の生涯を通して描き切った著者渾身の長編小説。


2021年12月オペラ上演決定! (「アクリエひめじ」オープン記念公演)
https://himeji-culture.jp/hall_event/4293









posted by 管理人 at 11:39 | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする