秋の玉岡かおる講演会、急遽決定!
「土佐堀川の新しい風」
廣岡浅子、ヴォーリズ満喜子、そして…
秋から始まる連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルは廣岡浅子。京都の商家に生まれた彼女は、大阪の豪商・加島屋に嫁いで明治維新で傾いた事業を立て直し、後に加島銀行や大同生命を創業しただけでなく、日本女子大学を開校して女性の社会進出の道を切り開いた、新しい時代の実業家でした。
浅子がとくに目をかけて応援したのが、娘婿・廣岡恵三の妹である一柳満喜子。後に建築家W.M.ヴォーリズと結婚し、心斎橋大丸や神戸女学院大学、旧居留地38番館、山の上ホテルなど日本の近代建築に偉大な足跡を残しています。浅子と満喜子の絆は玉岡先生の著書『負けんとき〜ヴォーリズ満喜子の種まく日々』に詳述されていますが、「負けんとき」という言葉は廣岡浅子の口ぐせでした。
会場となる大同生命本社は、廣岡浅子が人生で最も長く過ごした場所。浅子を慕ってヴォーリズ夫妻や経済界、教育界の要人だけでなく、『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子、女性の地位向上に身を捧げた政治家の市川房枝らも集まってきました。新しい時代の風が吹いていた土佐堀川のほとりで、その「風」を物語に書き記した玉岡先生が、浅子や満喜子たちが生きた時代を振り返ります。
11.14(土) 14:00〜16:00
大同生命本社 大会議室(大阪市西区江戸堀1-2-1/地下鉄肥後橋駅すぐ)
※同社ロビーでは創業者・廣岡浅子にちなんだ特別展示を開催しています。
受講料2,000円(予定) ※定員250名
→9.15(火)からナカノシマ大学(
http://www.nakanoshima-univ.com/)
で応募受付開始。9.1(火)発行の『月刊島民』でも紹介します。